活動の内容

東京交通少年団(BAGS)

 交通少年団とは?
 野外訓練や交通安全活動等を通じて子どもたちが交通ルールやマナーを身につけ、やさしさと思いやりの心を持った社会人として育つことを目的として、都内98の交通安全協会で結成され、活動を行っています。
 団員数は、現在約3,000名となっており、少子化等に伴い団員の減少傾向もあり、もっともっと多くの仲間が増えてほしいと願っています。

 結成の経緯   
昭和40年代前半は、都内の交通事故による死者数が毎年700〜800人にのぼり、なかでも子どもの死者は100人を超え、大きな社会問題となった時期でありました。

そのようななか、子どもの交通事故を防止するため、子どもたち自身を主体とした組織活動を通じて交通ルール・マナーを身につけさせ、交通安全意識を高めていくことを目的して昭和45年11月、全国で初めて都内小松川で「交通少年団」が結成され、翌年には、子どもの交通事故が激減し、多方面から注目され、昭和46年以降、各地域で交通少年団が誕生しました。昭和49年3月に地域交通少年団の連合体として、「東京交通少年団」が結成され、事務局を当協会に設置しました。

平成27年4月から、新たな交通少年団として交通安全活動のほか、防犯や防災など、活動にもより幅を広げるとともに、リニューアルした東京交通少年団のキャッチフレーズを「BAGS(バッグス)」とし、少年団の活動や魅力をより知ってもらうこととしました。

「BAGS(バッグス)」とは、子供たちに希望に満ちた未来に向かって、大きな夢を詰め込んでほしいとの願いと「あらゆる安全のために活動・行動する少年少女たち」として期待を込めてつけられました。
 ※BAGS(バッグス)〜「Boys And Girls for Safety」
交通少年団の歌をおぼえよう
 主な活動    
 警察官、少年団の指導者などの指導で、交通安全教室、社会貢献活動、交通安全のボランティア活動、スポーツ大会、レクリエーションなど幅広い活動を行っています。
街頭活動・・・街頭での交通安全のPR、キャンペーンへの参加
社会貢献活動・・・公園、歩道の清掃活動環境整備浄化活動や高齢者施設の訪問など
野外活動・・・健脚訓練、キャンプファイヤー、いもほり
交通安全を願ってのもちつき大会
交通少年団方面統一行事・・・交通少年団のブロック単位での活動
夏のリーダー団員研修会・・・98団から集まって1泊2日によるリーダーの研修会
TOKYOファミリー体験広場・・・都庁前の特設ステージで鼓笛演奏を披露、広場のテント内においてものづくりをして交通安全をPR
交通安全子ども自転車東京大会の参加・・・都内の小学生による自転車の安全な乗り方の競技会で、自転車の正しい乗り方を学びます。
その他地域によっては、独自の特徴・特色のある活動もしております。

 組織と会費   
 交通少年団はそれぞれの地域の交通安全協会の組織のひとつです。活動に必要な経費は主として地域の交通安全協会の予算でまかないますので、原則として会費は必要ありません。

 入団するには  
 団員は原則として、小学校3年生〜6年生の男女を対象としていますが、それ以下の低学年生でも受け入れている団もあります。
 詳しくは、(一財)東京都交通安全協会、警察署(交通課)までお問い合わせください。
 (一財)東京都交通安全協会/安全対策課
  電話 03(5990)6875


 
東京交通少年団写真集
 東京都では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、涼を得るための江戸の知恵として平成30年7月から9月に都内各地で協力団体の参加を得て、「打ち水」を実施しました。
 当協会では62の交通少年団が参加して、地元で「打ち水」を実施しました。
警察署前で打ち水をする竹の塚交通少年団
 
神輿の前で打ち水をする西新井交通少年団
知ってるよ いつもの道でも みぎ ひだり 免許証を 返す勇気が ふせぐ事故 歩道では 歩行者優先 忘れずに シートベルト 必ず締めよう 全座席 許しません 飲んで乗る人 飲ます人 運転は あごひもしめて 気もしめて 一台の 駐車が招く 事故・渋滞