東京都交通安全協会

ご挨拶

 一般財団法人東京都交通安全協会は、東京の交通安全を願って、戦後間もない昭和21年に財団法人東京交通安全協会として設立された民間の団体です。
 
 当時、焼け野原になった都心部の道路は荒れ果て、交通信号機など交通安全施設もほとんど失われていました。そのころ都内の自動車保有台数は約3万台程度であったにもかかわらず、交通事故による年間死者数は、実に700人にものぼり、交通事故の防止が緊急の課題でした。
 こうしたなか、交通安全思想の普及、啓発が急務であるとの気運が交通関係者や有識者の間に高まり、警視庁ならびに関係機関の指導を受け、財団法人として東京交通安全協会が発足しました。
 以来、東京交通安全協会は交通安全広報、交通安全教育活動をはじめ、交通事故相談や各種講習会および道路使用の適正に関する業務などを通じて、交通の安全と円滑を実現すべく地道な努力を続けて参りました。
 
 
 平成25年4月1日、公益法人制度改革に伴い、財団法人から一般財団法人に、東京交通安全協会から東京交通安全協会に法人格及び名称を変更し、交通の安全と円滑を図るための事業を行っています。
 
 一般財団法人東京都交通安全協会はこれからも、警視庁をはじめ関係機関、団体と密接な連携をとりながら都民の皆さまとともに東京の交通の安全と円滑をめざします。
やさしさが走るこの街この道路